手元に届いた Lenovo ThinkPad 10 を使ってみた。
まず、この辺が Apple 系のマシンと違うなぁ〜って感じたのは『箱』
たかが箱なんだけども、Apple 社の製品って、ブログとかに書く人の殆どが
『開封の儀』を記録するように、箱から取り出して実際の製品を見るまでの
ドキドキ感というのが楽しめるのが特徴だと思う。
でも、今回の ThinkPad10 もそうだけども、その他の Windows マシンとかって、
箱が本当に『このダンボールで梱包してます』的なものでしかない。
なので、開封の儀を記録に残す気にもなれず、
そそくさとダンボール箱から取り出し終えてしまった。
初期セットアップを終えて、Windows 8.1 を起動すると・・・・
lenovo のロゴ。これは、なかなか良い感じ。
で、Windows 8.1 のおなじみのスタート画面。
この UI が、本当に好きになれないし、
また、なかなか慣れることもないんだよねぇ〜。
裏面は、こんな感じ。
ガンメタリックをベースにした色と、カメラ周りの赤色は、
伝統的な Thinkpad のイメージを継承していて、
個人的には、非常に好きなデザイン。
また、本体の薄さが 9 mm を切っているにも係ららず、
非常に高い剛性をもったボディーになっている。
背面カバーの質感も良い出来栄え。
ただ、サイドフレーム部分は角が付いていたり、色んなコネクタとそのカバーがあって、
また下部は専用のキーボードと接続するための接点があったりと、
ゴチャゴチャ感が満載で、イマイチかな?
Windows の特徴である拡張性を重要視するならば、左右の各所にコネクタ類が
取り付いてしまうのは致し方ないところだろう。
逆に iPad Air や iPad Mini なんかだと、そういった拡張性は無視して、
サイドフレーム部分のデザインもシンプルで美しい仕上がりになっている。
個人的には、手持ちを考えたタブレットであることを考えると、
余計なコネクタは不要だと思うんだけど・・・・
卓上の作業をするときに、拡張ドックとかに繋げられて、
それを経由にて USB とかが繋がれば十分だし、
最近では Bluetooth 系のアクセサリで、色々と拡張できるし。
あと、左側に電源コネクタがあるけども、コネクタの形状は特殊なもの。
こうなると、AC アダプタを別途用意しなければならず、荷物になるのはイヤだなぁ。
あと、左側に電源コネクタがあるけども、コネクタの形状は特殊なもの。
こうなると、AC アダプタを別途用意しなければならず、荷物になるのはイヤだなぁ。
とまあ、ほんの一部で不満はあるものの、製品の出来栄えとしては優秀だと思う。
ただ、残念なのはタブレットとしてのハードの出来栄えではなく、
Windows 8.1 という OS の問題が大きいと感じている。
何か設定とかをしようものなら、タッチ操作だけで対応するのは殆ど不可能だと思った。
文字入力なんかは、ソフトウェアキーボードで何とかならなくはないが、
それ以上にマウスが必要だと感じる。
だって、設定画面なんかで、タッチを求めるには小さすぎる部品が
至るところででてくるんだもの・・・・
なので、この端末を使いこなすにはオプションが必要だと感じ、
追加投資として ThinkPad 10 ウルトラブック キーボードを手配してしまった。
しかし、こんなのを装着しないとならないなんて、タブレットではないね。
タブレットとしても使えるパソコンである 2 in 1。
これは、ThinkPad 10 がハードウェアとして悪い訳ではなく、
Windows 8.1 という OS の持つ特徴(?)なんだと、
改めて感じたファーストインプレッションだった。